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飛行機の旅−出発から目的地到着までの流れ

待ちに待った、飛行機に乗って出かける旅行の日。
けれども、わくわくする気持ちの反面、飛行機に乗り慣れていない方にとっては、スムーズに飛行機に乗れるかどうか不安になるものです。

特に赤ちゃんや小さな子供と出かける時は、思うように準備ができなかったり、思ってもいないことが起こり、なかなか予定通りに事が進みません。

いくら飛行機が身近な存在になったとは言え、電車やバスのように日常的に利用する人は多くありません。電車やバスに比べて料金は高いし、一日に飛ぶ便数も少ないものです。そして、飛行機は出発時刻ギリギリに飛び乗ることはできないので、空港に到着するのが遅れると大変です。

普段あまり飛行機を利用する機会の無い方にとって、空港ではどんな手続きが必要で、どれくらいの時間が必要になるのか良く分からないと思います。
飛行機に初めて乗る方は、空港では右も左も分からない場合が多いと思います。




空港に着いてから目的地に着くまで

最近ではインターネットを使って、航空会社のホームページ上で便の予約や座席の指定、そしてカードで代金の支払いをするのが主流になって来ました。

また、以前のような磁気テープ式の航空券は無くなり、2次元バーコードを印刷したチケットや書類、同じく2次元バーコードをダウンロードした携帯電話、並びにIC付きのカードやおサイフケータイに入れた“データ”が航空券の代わりになっています。

このシステムは、航空会社のサーバー上に乗客の予約や搭乗に関するデータを保管・管理し、インターネットにて全国どこでも利用できるようにしたものです。
これによりいつでも簡単に飛行機の予約や変更、取り消しができ、空港に着いてからも簡単に飛行機に乗ることができるようになりました。

インターネットで事前に予約と座席の指定、代金の支払いを済ませておけば、飛行機に乗る当日、空港では何も手続きをしなくてもすみます。
保安検査場や搭乗口で、データの読み取り機に2次元バーコードが印刷されたチケットや書類、ICカードや携帯電話などを近づけるだけでOKなのです。

しかし、何の手続きもなく飛行機に乗れるようになったとは言っても、手荷物を預けたり各種のサービスやサポートを受ける場合は手続きが必要です。
その他に知っておかなければならない注意点や制約なども含め、飛行機の利用に関する一般的な流れについて、出発から目的地の空港へ到着するまでを解説します。


< 飛行機旅行・出発から到着までの一般的な流れ >
1. 旅客カウンターや自動チェックイン機で、チェックインや各種手続きをする。
航空会社のいろいろなサービスやサポートを受ける方は、旅客カウンターで申し込みの手続きをします。
また、座席の指定や航空券の代金の支払いなどが必要な方は、旅客カウンター、もしくは自動チェックイン機で手続きをします。
 
2. 手荷物カウンターにて荷物を預ける手続きをする。
飛行機内へ持ち込むことのできない大きな荷物や、飛行機の中への持ち込みが制限されている荷物、ペットなどを貨物室に預ける手続きをします。
 
3. 保安検査場にて所持品検査、および手荷物検査を受ける。
出発ロビーに入るには金属探知機を通り、身に付けている所持品に危険物がないか検査されます。
飛行機内に持ち込む手荷物については、X線検査機にて中身を検査します。必要によっては検査員がバッグを開けて、中の荷物をチェックします。
この時、同時に手荷物の大きさについてもチェックされます。
 
4. 国際線においては出国審査や税関など、出国手続きをする。
国際線ではパスポートと航空券を提示し、出国審査を受けます。
最近は出国審査をすばやく受けることのできる、「自動化ゲート」が設置されてた空港が増えました。
多額の現金を持ち出したり、高価なアクセサリーを身に付けて渡航する方は、税関での手続きをします。
 
5. 指定された登場口の待合室にて、飛行機への搭乗が始まるのを待つ。
自分が乗る飛行機の搭乗口前で、飛行機への搭乗が始まるのを待ちます。バスで飛行機まで移動する場合は、時間までバスラウンジで待ちます。
 
6. 飛行機へ搭乗し、持ち込んだ荷物を収納する。
いよいよ飛行機へ乗り込みます。機内で決められた場所に手荷物を収納し、シートベルトを着用すれば、あとは出発を待つばかりです。
飛行中はいろいろなルールがありますので、安全のためにしっかり守りましょう。
 
7.目的地に到着後、手荷物引渡し場で預けた手荷物を受け取る。
無事に目的地に到着した後、出発空港で荷物やペットを預けた場合は、到着ロビーへ出る前に荷物の引渡し場で荷物を受け取ります。



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