まず空港に着いてからは、チェックインや各種の手続きが必要な人と、飛行機の座席に座るまで何も手続きが必要ない人に分かれます。

一昔前までは航空券を予約した後、旅行当日に空港でチェックインして座席を決めていました。
しかし、今ではインターネットや電話にて、予約と同時に座席を決めることができます。さらに、代金もインターネット上で支払うことができます。そのため、空港で必ずチェックインする必要はなくなりました。

しかし、全ての手続きがなくなったわけではありません。
予約のみで座席指定をしていない方はもちろん、予約はしてあるが代金の支払いをしてない方、オープンチケット（日時／便の指定がない航空券）を持っている方などは手続きが必要です。

他にも空港で手荷物を預ける必要がある方、妊婦さん、赤ちゃんや小さな子供を連れている方、病気やケガをされている方など、各種のサービスやサポートを必要とする方は手続きが必要です。

どういう場合にこれらの手続きが必要なのか、もしくは不要なのかを説明します。
なお、航空会社によっては手続き方法が若干異なることがあります。飛行機に乗る際は、事前にご利用になる航空会社の手続きをご確認ください。

1．何も手続きをしなくて保安検査場を通り、飛行機に乗れる方

航空券の予約、購入、座席指定の3つすべてを済ませている方

• 待合室に入るために、そのまま保安検査場へ行って検査を受ければOKです。
• ただし、貨物室に手荷物を預ける場合は、手荷物を扱うカウンターで荷物を預けた後、保安検査場へ行って手荷物検査を受けてください。

２．旅客カウンターや自動チェックイン機でチェックインが必要な方

予約、購入、座席指定のいずれか一つでもしていない方

ｅチケット控えなどの２次元バーコードや、 Ｉ Ｃカード を持っていない方

• 自動チェックイン機、もしくは旅客カウンターにて航空券の購入（代金の支払い）や座席の指定など、必要な手続きをしてください。
• ２次元バーコードやI Cカード、おサイフケータイなどが無い方は、チェックインして２次元バーコードが印刷されたチケットや搭乗券などを受け取ります。
• チェックインには代金を支払ったクレジットカードやマイレージカード、予約した際に発行された予約番号や確認番号などが必要になる場合があります。
  その他、必要な書類は航空会社や旅行会社にしっかり確認しておきましょう。
• 貨物室に預ける手荷物がある時は、チェックイン後に手荷物を扱うカウンターで荷物を預け、その後に保安検査場へ向かってください。

３．旅客カウンターにて各種の手続きが必要な方

各種のサービスやサポートを予約してある方、もしくは申し込む方

国際航空券を持っている方、または国際線の乗り継ぎ手続きが必要な方

• 各航空会社には以下のような方のために、各種のサポートが用意されています。
  　a.妊婦さんや赤ちゃ連れ、幼児連れの方
  　b.子供だけで搭乗させる方
  　c.ご高齢の方
  　d.お体の不自由な方や、病気・ケガをされている方
• サポートが必要な方に対して、航空会社によっては一般旅客とは別に、専用のカウンターを設置している空港があります。
• 国際航空券や国際線の乗り継ぎは、チェックインカウンターにて手続きします。
• 手荷物がある時は各種手続きをした後、手荷物を扱うカウンターにて荷物を預けてください。

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