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7. 到着後の手荷物の受け取り

無事に目的地に到着した後、出発空港で手荷物を預けた方は、到着口から出る前に荷物を受け取ります。
手荷物は到着ロビーへの出口手前に設置されている、ターンテーブルに乗って出てきます。
ターンテーブルの上には到着便の便名が表示されていますので、自分が乗った便名を確認して荷物が流れてくるのを待ちます。手荷物が出てくるまで、およそ5分から10分程度の時間がかかります。

大きい飛行機ではお客さんが多く、それに比例して手荷物の量も多いため、全ての手荷物が流れてくるのにさらに時間がかかる場合があります。

手荷物カウンターで手荷物を預けるとき、カウンター職員は番号札を手荷物に取り付けるはずです。そして、お客さんには同じ番号が記載された、「手荷物の引き換え票」を渡します。

自分の荷物が流れてきたときは、この引き換え票と荷物に付いている番号札が同じであることを確認してください。特にスーツケースは似た物が多く、他人の荷物と間違えやすいので注意してください。

よく自分の荷物に目印としてバンダナやリボンを結んだり、盗難防止も兼ねたスーツケースベルトを巻いている方を見かけます。
目印を付ければ、自分が分かりやすいのはもちろんですが、他人に間違って持って行かれるのも防げます。




 海外旅行ではご注意を!

ここで少し、海外旅行で手荷物を受け取った後のお話をします。
国内旅行では特に心配ないのですが、海外旅行ではちょっと注意が必要です。

海外ではピカピカのスーツケースにベルトを巻いている東洋人=日本人という認識が強く、置き引きや詐欺を狙った犯罪者が目を付けやすい傾向があります。
そのため、渡航先の治安状況にもよりますが、スーツケースにベルトを巻くのには賛否両論あります。もしベルトを巻くのであれば、現地の人の目には自分が日本人として映っていて、“ もしかしたら犯罪者が狙っているかも・・・ ”と意識してください。

もう一つ海外での注意点として、荷物にネームプレートを付けている方も注意が必要です。
もしネームプレートに自分の名前をローマ字で記入すると、どこの国の人でも読めてしまいます。

そこで、到着ロビーで日本人の旅行者を見つけると、こっそりネームプレートの名前を盗み見て、あたかも出迎えの現地スタッフやガイドを装い声をかけてくる犯罪者がいます。
声をかけられた旅行者は、自分の名前を知っている相手なら警戒心が薄れるでしょう。そこを犯罪者は狙ってきますので、十分な注意が必要です。

荷物が紛失したときに戻って来やすいという利点はありますが、不安な人は荷物にローマ字で名前を書いたり、ネームプレートは付けない方が良いかも知れません。
もし荷物に自分の名前をローマ字表記する場合は、くれぐれもご用心ください。


         
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