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4.国際線における出国手続きについて

国際線に乗って海外旅行をする場合、保安検査を通過した後に出国するための手続きとして、税関での手続きと出国審査があります。ただし、税関の手続きについては必要な方のみとなります。

(1)税関
海外旅行に高価な外国製品を持って出国する場合は、「外国製品の持出し届け」に必要事項を記入し、税関職員に現物と一緒に提示し承認してもらいます。

この書類は帰国時に必要となり、海外で購入した物でないという証明になります。よって、帰国時に課税されずにすみます。
また、100万円相当の現金やトラベラーズチェック、有価証券などを海外旅行で国外に持ち出す場合も申告が必要です。

出入国手続きの詳細は、財務省関税局のホームページをご覧ください。


(2)出国審査
出国審査ではパスポートと航空券を提示して審査を受けます。

空港によっては、出入国審査場に「自動化ゲート」が設置されています。
(平成23年1月現在、成田空港・羽田空港・中部国際空港・関西空港に導入済)

自動化ゲートとは、出国前に事前に利用登録をしておけば、パスポートと指紋の照合で自動的に素早く出入国手続きができるシステムです。

出入国審査場が混雑していても、自動化ゲートの専用レーンを使えば、簡単に素早く出入国審査を行うことができるのです。
利用登録は旅行に出発する当日、空港でも簡単に行えます。

自動化ゲートを利用した場合は、パスポートへの出入国スタンプが省略されます。スタンプが欲しい場合は、自動化ゲート通過時に職員に申し出れば押してもらえます。

その他の自動化ゲートの利用方法や登録方法など、詳細は下記を参照ください。
  ※ 政府広報オンライン : 海外出張・海外旅行に便利な自動化ゲート
  ※ 法務省ホームページ : 自動化ゲートの運用について




             
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