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2.手荷物の預け入れについて

手荷物を貨物室に預ける場合は、出発ロビーへ入るための保安検査を受ける前に、手荷物を取り扱うカウンターにて手荷物を預けます。

手荷物のx線検査器
カウンター前のX線検査器
ほとんどの空港ではチェックインカウンターに並んで、手荷物受付カウンターが設置されています。

手荷物受付カウンターの前には大きな検査機器と検査員が立っているので、遠くからでも一目で分かります。(一部の空港では、カウンターの中に検査機器があり、カウンターの中で検査している空港があります。)

手荷物はまず検査員が検査装置にてX線検査をして、中身に制限品が無いことを確認した後、航空会社の職員が荷物の受付手続きをします。
万が一、航空機に搭載できない制限品が入っていた場合は、カバンから出さなければなりません。
その場合には品物を放棄するか、可能であれば宅配便で送るしかありません。
また、制限品を放棄するための小箱が用意されている空港もあります。もし品物を放棄する場合は小箱に入れるか、もしくはカウンター職員に品物を提出してください。

制限品を宅配便で送る場合であっても、飛行機を使って配送するのであれば当然送れません。
(※ただし、制限品(危険物)の中でも、梱包容器の材質・梱包の仕方・内容量制限といった、危険物を輸送するための規制条件を満たせば、航空貨物として輸送できるものもあります。しかし、その場で発送の条件を整えるのは困難と思われます。)

直前になって旅行に持って行けず困ることのないよう、飛行機に搭載できない物は事前に良く確認しておきましょう。

検査に問題が無ければ手荷物の受付手続きに進みます。
この時、中に現金や貴重品、壊れやすい物があるか無いか問われます。入っている場合は取り出し、機内持込手荷物として携行します。
最後に手荷物には番号札が取り付けられ、お客さんには荷物の番号が書かれた引き換え票が渡されます。
目的空港に到着した後、荷物を受け取る場合にはこの番号を確認して受け取ります。

預ける荷物の詳細については「貨物室に預ける荷物の制限」をご覧ください。
ペットについては「ペットと飛行機に乗る場合」をご覧ください。





( Note )
現金や貴重品、壊れやすい物や高額な物をカバンやスーツケースに入れ破損、もしくは紛失した場合、航空会社は等価の賠償はしてくれません。
価額の申告のない手荷物や身の回りの物については、航空会社に責任がある場合にのみ最高15万円まで賠償されます。
もし15万円を超える価額の物を預けなければならないときは、従価料金制度という制度があるので空港職員にお尋ねください。



               
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