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進化した!? 飛行機のトイレ
飛行機のトイレは衛生的になりました
突然ですが、飛行機のトイレを利用したことはありますか?。初めて飛行機のトイレを使って流したとき、大きな音がしてびっくりしませんでしたか?。
最近の飛行機のトイレは、洗浄ボタンを押すと「バシュッ!」と大きな音と共に、一瞬にして汚物が穴に吸い込まれていきます。
吸い込まれていったものは一体どこへ行くのだろうと、ちょっと不思議に思いませんか?。
少し前までの飛行機のトイレは「循環式」で、各トイレの便器の下にタンクがあり、汚物をタンクへ溜めていました。そして洗浄時には、タンク内の水が洗浄水として循環していました。運動会やお祭りなどのイベントのとき、野外に設置される仮設トイレと同じようなものです。
循環式トイレのタンクには殺菌・消臭剤が入っていて、洗浄水は青色に着色されていました。循環する洗浄水は殺菌消毒されはいますが、やはり汚物が混ざっているので、決してきれいな物ではありません。また、臭いが気になることもありました。
そこで最近の飛行機のトイレは循環式ではなく、汚物を別の場所にあるタンクへ集めて溜める、「バキューム式」へと代わりました。
このバキューム式では、あらかじめ汚物を溜めるタンクの気圧を減圧しておきます。そしてお客さんが洗浄ボタンを押すと、気圧差を利用して一気に汚物をトイレからタンクへと吸い込む仕組みです。
循環式と違って汚れた循環水は流れませんし、トイレ内にはもう汚物はありません。ですから以前のトイレと比べて格段に衛生的です。
一般的に、飛行機のトイレは前方や中央、後方に何箇所もあります。バキューム式トイレのタンクは飛行機の後部にあることが多く、よって流した物はお客さんが座っている足下のパイプを通り、タンクを目指して駆け巡って行きます!。
でもトイレで流すたびに、途中で詰まったりしないかなぁ・・・、と少し不安に思ってしまいます。
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