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マイレージってなに?

「マイレージサービス」と「マイル」

スーパーやデパートで会員登録をして買い物をすると、スタンプカードにスタンプを押してくれて“50ポイント貯まると500円分の商品券”となる、などというポイントシステムがよくあります。

そのポイントシステムの飛行機版がマイレージサービス、もしくはマイレージプログラムという航空会社のサービスです。

スーパーではポイントやスタンプカードに押してもらったスタンプの数で、お店からもらえる特典やサービスの種類が変わります。航空会社のマイレージサービスでは、スタンプやポイントの代わりに「マイル」または「マイレージ」の数で特典やサービスが変わります。

スーパーでスタンプを押してもらうためには、500円の買い物で一個とか1000円の買い物で一個という感じです。航空会社のマイレージサービスでマイルをもらうには、飛行機に乗って移動することにより、移動距離に応じたマイルがもらえます。
この時、マイルをもらうことを“マイルを貯める”と表現します。逆にマイルを何かしらの特典やサービスに交換することを“マイルを使う”と表現します。

そもそも「マイル」とは何かという話ですが、基本的にはマイルは飛行した距離の単位でした。
マイレージサービスの発祥はアメリカのアメリカン航空でして、マイレージサービスの単位として出発地から到着地までの飛んだ距離、つまり「マイル」という単位で数えていました。
(日本ではメートル法ですが、アメリカではポンド・ヤード法を使っています。)

もっとも今では「マイル」は実際に飛んだ距離ではなく、航空会社が独自に路線ごとの「マイル」を決めており、「マイル」は飛行距離を示すものではなくなっています。



マイレージの基本

マイレージサービスに入会すると「マイレージカード」が発行されます。
発行されるカードには、航空会社が設定している基本的なマイレージサービスのみを利用できる会員カード、クレジット会社と提携しているクレジット機能付カード、航空以外の他業種の会社と提携しているカードと、大きく分けて3種類のカードがあります。

どんな種類のマイレージカードでも航空券を予約するときや購入するとき、名前や住所といった必要な情報はカードを提示するだけで確認できてわずらわしさが減ります。

現在、日本国内の航空会社でマイレージサービスを導入しているのは日本航空、全日空、および新規参入航空会社であるエア ドゥ、スターフライヤー、スカイネットアジア航空の5社です。

しかし日本航空/全日空の大手2社のマイレージサービスに対し、新規参入航空会社のマイレージサービスは制度的に大きく劣ってしまい、一般的なマイレージサービスというよりもポイントクラブ的な性格です。

貯めたマイルはほとんどの航空会社で有効期限があります。日本国内の航空会社では2年(エア ドゥ)、もしくは3年(JAL、ANA、スターフライヤー、スカイネットアジア航空)となっています。
海外の航空会社の中には有効期限が無い会社もあります。

せっかく貯まったマイルを無駄に流すことの無いよう、有効期限に注意してお得に使いこなしたいものです。


   日本航空のマイレージについて 日本航空 JALマイレージバンク
  マイルがたまる「JALカード」
   
   全日空のマイレージについて ・ ANA JCBカード 入会でマイルプレゼント
  ・ ANA VISA/マスターカード





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