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株主優待券ってなに?

1.株主優待とは?

日本の上場している企業(株式会社)は株主に向けて、配当の他に株主だけの特典として色々な品物や優待券を配布したり、自社製品やサービスを提供するのが一般的です。

株式会社にとって資金を提供してくれる株主は大切であり、少しでも自社株が高くなることを望んでいます。
そのため自社株をたくさん買ってもらう、もしくは長く保有していてもらう手段の一つとして、得に個人株主を意識した優待制度を設けています。

その優待制度が「株主優待」で、前述したような特典を保有する株数に応じて配布します。

個人投資家の中には、この株主優待が目当てで株を購入する人も少なくありません。
また、もらった商品や優待券、クーポン券などをネットオークションや金券ショップで換金してしまう人もいます。


2.航空会社の株主優待

航空会社もこれらに当てはまり、株主に向けた優待制度の一つとして飛行機に安く乗れる「株主優待券」を配布しています。
航空会社の株主優待券は航空運賃の割引券で、50%OFFになる株主優待券が一般的です。

個人株主の中には自分でこの株主優待券を使わず、金券ショップやオークションで売る人がいます。
つまり、株主でない一般の人も金券ショップやオークションにて株主優待券を購入すれば、株主と同じように50%OFFで航空券を購入できるのです。

しかし、一つ注意が必要です。株主の人は企業から株主優待券を“タダ”でもらっているので、50%OFFの優待券なら純粋に運賃の半額で航空券を購入できます。
それに対し一般の人は、まず金券ショップで株主優待券を購入しなければなりません。そう、航空運賃以外に株主優待券を購入する費用がかかってしまいます。


3.株主優待券をうまく使うために

金券ショップによって「株主優待券」の販売価格はまちまちです。
しかも季節によって価格が上下することもあります。
一般的には行楽シーズンや盆、正月など、需要が多い時期は価格が上がります。

そのために、せっかく株主優待券を購入して安く航空券が手に入ると思っても、株主優待券自体が高いと航空会社が用意している割引制度を利用した方が安かった!、なんてことにもなりかねません。

そうならないために、株主優待券は安い時期に前もって用意しておく、または安い金券ショップを探しておくことが必要であると言えます。

株主優待券は行楽シーズンや繁忙期など、航空会社が割引運賃を設定していない時期に使うととても有効で、安く飛行機に乗ることができる手段の一つです。

上手に株主優待券を使って、お得な旅行をしましょう!。





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